屋根修理業者の種類と探し方｜信頼できる業者に依頼しよう

「屋根を修理してほしいけど、どこの業者が請け負ってくれるか分からない」

「どうやって業者を探せばいい？」

「信頼できる業者の特徴を教えてほしい」

こんな悩みを抱えていませんか？

屋根は日々の生活を支え、家族を守るための最上階です。

そんな大切な屋根を修理することはとても大切ですが、修理工事をする機会はあまりなくて、業者の探し方が分からないという人は多いと思います。

そこで今回は、次の内容を解説します。

• 屋根修理業者の種類
• 屋根修理業者の探し方
• 信頼できる業者の特徴

他にも、屋根修理の種類や活用できる補助金について解説しています。

この記事を読むと、スムーズに業者に修理工事を依頼できるので、ぜひ最後までご覧ください。

屋根修理を依頼できる5つの業者

屋根修理を依頼できる業者は、主に5つあります。

• 工務店
• リフォーム業者
• 塗装業者
• 板金工事会社
• 瓦葺き工事会社

それぞれどのような業者・会社なのかを説明していきます。

種類①：工務店

工務店は、総合的な建築。修理業務を行う業者であり、地域密着型のサービスを提供しています。

地元の機構や環境に適した修理の提案、さらに手厚いアフターサービスが期待できる業者です。

種類②：リフォーム業者

リフォーム業者は、全体的な住宅の改修に特化しています。

屋根修理だけでなく他の部分の改修を一緒に行いたい場合は、リフォーム業者が適切です。

種類③：塗装業者

塗装業者は、塗装技術を専門としている業者です。

屋根の塗り替えや保護を考えている場合は、塗装業者に依頼するといいでしょう。

種類④：板金工事会社

板金工事会社は、金属屋根や金属部分の修理・交換に特化しています。

トタン屋根やステンレス屋根などの修理・交換を検討している場合は、板金工事会社に依頼するのが最適です。

種類⑤：瓦葺き工事会社

瓦葺き工事会社は、瓦屋根の修理・交換を専門としています。

瓦屋根の修理・交換は専門的な知識が必要です。

そのため、住宅が瓦屋根という人は瓦葺き工事会社を選択しましょう。

屋根修理業者を探す4つの方法

屋根修理業者の探し方には、次の方法があります。

• 自治体の紹介
• 知人の紹介
• インターネット・チラシ広告
• 住宅建築を依頼した工務店

それぞれの方法を解説していきます。

方法①：自治体の紹介

自治体が紹介する業者は、一定の基準を満たした業者であることが多いです。

また、地域貢献や公共の役割を果たす自治体は、市民の利益を守るために良心的な業者を紹介する傾向があります。

「間違えて悪徳業者に依頼してしまうかもしれない…」という人は、自治体の建築関連部署に相談してみることがおすすめです。

方法②：知人の紹介

知人からの紹介は、業者選びの方法として信頼できます。

利用経験者から得られる情報は信頼性が高く、さらに依頼して満足しているか否かを確認できるからです。

周りに屋根修理を行った知人がいれば、その人に詳しい話を聞いて業者を紹介してもらいましょう。

方法③：インターネット・チラシ広告

インターネットやチラシの広告は、修理業者の評判や実績を確認できるツールとして、非常に便利です。

しかし、その一方で広告の情報だけで判断すると、実際の業者の質にもとなっていない場合もあります。

広告から業者を見つける場合は、インターネットで評判や評価を調査し、その信頼性を確認しましょう。

方法④：住宅建築を依頼した工務店

すでに利用経験のある工務店やハウスメーカーに、修理を依頼することも効果的です。

自宅を建築した業者は、その家の構造や使用材料を熟知しているため、適切な修理提案が期待できます。

また、一度信頼関係を築いている業者であれば、安心して依頼できるのでおすすめです。

信頼できる屋根修理業者の6つの特徴

続いては、信頼できる屋根修理業者の特徴を解説していきます。

• 保証が付いている
• 見積書や説明が分かりやすい
• 現地調査に30分以上かける
• 修理実績が豊富
• 訪問営業をしない
• 大幅な値引きをしてこない

悪徳業者を見極めるためにも、ぜひ参考にしてください。

特徴①：保証が付いている

屋根修理業者を選ぶ際には、保証制度が整っているかを確認しましょう。

保証が付いているということは、その業者が自分の技術力やサービスに自信を持っている証拠です。

また、何か問題が起きたときに、追加費用を支払うことなく対応してくれる安心感もあります。

特徴②：見積書や説明が分かりやすい

良質な業者は、見積もりや説明が分かりやすいという特徴を持っています。

見積書に作業内容や料金、期間などの詳細を明記している業者は、予定外の請求をしないよう、未然に防いでくれているので信頼できます。

また、見積もり内容や屋根の状況を分かりやすく説明してくれた場合も、信頼できる可能性が高いでしょう。

特徴③：現地調査に30分以上かける

信頼できる業者は、現地調査に時間をかけ、しっかりとした診断を行います。

5〜10分ほどで調査を終えてしまう業者は、問題点を見逃している可能性があります。

それに対し、時間をかけて現地調査を行う業者は、細部までチェックし、適切な修理計画を立ててくれるでしょう。

調査後に、屋根の状況を撮影した写真・動画を提示してくれるかという点も、チェックポイントです。

特徴④：修理実績が豊富

実績が豊富な業者は、多種多様な問題に対応できる技術力と経験を有しています。

依頼を検討している業者が、今までどのような工事に行ってきたか、ホームページなどでしっかりと確認しておきましょう。

特徴⑤：訪問営業をしない

突然の訪問営業は、業者側の都合であり、顧客側の都合を考えていない可能性があります。

また、消費者庁によると訪問営業によるトラブルが増加しています。

訪問営業する業者がすべて悪徳だとは限りませんが、基本的に前触れもなく訪問してきた業者とは、契約しないようにしてください。

特徴⑥：大幅な値引きをしてこない

大幅な値引きは、当初の見積もりが適正ではない、または品質を落としている可能性が高いです。

信頼できる業者は、適切なコストで高品質なサービスを提供しています。

目先の利益に惑わされず、大幅な値引きをする業者には注意するようにしましょう。

屋根修理工事の種類

一言で「屋根修理」と言いますが、実は様々な種類があります。

• 屋根の洗浄
• 屋根の塗装
• 屋根の張り替え
• 雨漏り修理
• 屋根の点検・定期メンテナンス

それぞれどのような工事内容か、解説していきます。

工事①：屋根の洗浄

屋根の洗浄は、高圧洗浄機と洗浄剤を使って、屋根に付着した汚れ等を洗い落とす作業です。

屋根は風雨や紫外線、温度変化など厳しい環境下で働いており、時間とともに汚れや苔等が付着します。

これらは屋根材を劣化させ、雨漏りの原因にもなるので、定期的なクリーニングが必要です。

一般的な30坪住宅の場合、洗浄の費用相場は15,000〜30,000円になります。

工事②：屋根の塗装

屋根塗装は、屋根を保護するための重要な工程です。

紫外線や雨風から屋根材を保護し、劣化を防ぐだけでなく、色あせを防いで住宅全体の見た目を改善する効果もあります。

一般的な30坪住宅の場合、屋根塗装の費用相場は約20〜40万円です。

工事③：屋根の張り替え

屋根の張り替えは、屋根材の劣化が進んだ場合や、デザインの変更などに必要な修理方法です。

屋根材の寿命は、使用している材料や環境条件にもよりますが、一般的に20〜30年と言われています。

そのため、経年劣化や大きな損傷が生じた場合には、早めの張り替えが必要です。

屋根の張り替えの相場は、100〜270万円になります。

工事④：雨漏り修理

雨漏り修理は、家屋を水害から守るための重要なメンテナンスです。

雨漏りが発生した場合、早急に対応することで木材部分の腐食、ダニやカビの繁殖等を防ぐことができます。

雨漏り修理の費用相場は、およそ5〜30万円です。

工事⑤：屋根の点検・定期メンテナンス

定期的な屋根の点検は、早期の問題発見とそれに対処するために重要です。

大きな修理や張り替えが必要となる前に、年に1回の頻度で専門家に点検してもらうと、大きな出費を防ぐことができます。

メンテナンスは年に1回の頻度で行うといいでしょう。

一般的に5,000〜15,000円の費用がかかります。

助成金・補助金を受け取れる屋根修理

屋根修理工事を依頼する際は、助成金や補助金を受け取ることで、工事費用を安く抑えることができます。

助成金を活用できる屋根工事は次の2つです。

• 省エネリフォーム
• 耐震リフォーム

それぞれの工事を解説していきます。

①省エネリフォーム

省エネリフォームは、住宅の省エネルギーを向上させるための工事です。

具体的には、次の工事が省エネリフォームに該当します。

• 太陽光パネルの設置
• 断熱材の敷設
• 遮熱・断熱塗装
• LED照明の設置
• アスベスト（石綿）を含んだ屋根材の撤去

これらの工事を屋根修理に組み込むと、補助金や税制優遇を受けることができます。

ただし、補助金を受け取るには条件があるので、詳細は各自治体のホームページや耐震診断の専門家に確認してください。

②耐震リフォーム

耐震リフォームは、建物の地震に対する耐久性を強化するための工事です。

具体的には、次の工事が耐震リフォームに該当します。

• 屋根の軽量化
• 屋根構造の補強
• 防災機能の付加

これらの耐震リフォームを行うと、国や自治体から経済的なサポートを受けることができます。

ただし、省エネリフォーム同様、補助金の受給には条件があるので、各自治体のホームページ等をチェックしてください。

まとめ｜屋根修理業者を依頼する前に相見積もりをしよう

それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。

• 屋根修理は「工務店」「リフォーム業者」「塗装業者」等に依頼できる
• 業者は「自治体・知人の紹介」「チラシ広告」などで探す
• 保証が付いている業者は信頼できる

また、屋根修理を依頼する前に、まずは複数の業者に見積もりをお願いしましょう。

相見積もりをすることで、ご自宅で工事を行う場合の適正価格を把握できます。

本社YAMATOも見積もりを承っているので、お気軽にお問い合わせください。