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安全性が高い!屋根に上らずにできる屋根点検方法を4つ紹介

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「一度屋根を点検したいけど、どうやって点検すればいいかな?」

「屋根に上って点検するのは怖いな…」

「安全に屋根を調べられる方法を知りたい」

こんな悩みを抱えていませんか?

屋根は天候や自然災害の影響を受けやすい箇所であるので、破損が起きていないか定期的に点検をする必要があります。

しかし、専門知識がない人が、屋根に上って点検をすることは非常に危険です。

そこで今回は、屋根に上らずに点検できる方法を4つ紹介します。

他にも次の内容を解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

  • 点検ポイント
  • 屋根点検をするタイミング
  • 信頼できる点検業者のポイント

屋根点検の目的

屋根点検の目的

まずは、屋根点検の目的から説明しましょう。

屋根点検の主な目的は、家全体の安全性と耐久性を保つことです。

屋根は住宅の中でも特に天候や自然災害に直接さらされる部分であり、経年劣化や破損が起きやすい箇所です。

早めに問題を発見・修復することで、屋根からの雨漏りや破片の落下など、様々なトラブルを防ぐことができます。

例えば、老朽化による雨漏りが放置されると、屋根の下の部分も破壊され、結果的に大規模な修復が必要となるケースがあります。

これは、屋根の点検を適切な時期に行うことで防げる可能性が高いです。

早期の問題発見と修復により、重大な損傷とそれに伴う高額な修繕費用を避けることができます。

屋根に上っての屋根点検がおすすめできない理由

屋根に上っての屋根点検がおすすめできない理由

自分で屋根点検を行うことは可能ですが、屋根に上っての点検は推奨できません。

理由は主に2つあります。

  • 高所で危険だから
  • 屋根を破損させてしまう恐れがあるから

それぞれの理由を解説していきます。

理由①:高所で危険だから

屋根点検は高所作業となるため、プロに依頼することが推奨されます。

高所作業は危険であり、専門的な技術や安全対策が必要です。

建設業労働災害防止協会の調べによると、建設業で屋根などからの転落による死亡災害が、過去5年間で139件発生しました。

このように屋根点検は、時にはプロでも命までも落としてしまうほどの危険作業です。

専門知識を持っていない素人が屋根点検を行うと、より危険性が高まってしまいます。

そのため、屋根に上っての屋根点検は極力避けましょう。

理由②:屋根を破損させてしまう恐れがあるから

2つ目の理由は、屋根を破損させてしまう恐れがあるからです。

屋根材はそれぞれ異なる強度と特性を持つため、不適切な力の加え方や歩き方で、破損を招く可能性があります。

自分で瓦屋根の点検を試みたところ、瓦を破損してしまい、更なる修理が必要となったというケースも珍しくありません。

屋根に上っての点検は、新たな不具合を生じてしまう恐れがあります。

屋根に上らずにできる4つの点検方法

屋根に上らずにできる4つの点検方法

自力で屋根点検をする場合は、屋根に上らずに次の方法をとりましょう。

  • 2階窓から1階の屋根を見る
  • ベランダから屋根を見る
  • 屋根裏を確認する
  • 自宅周辺から確認する

ひとつずつ解説していきます。

方法①:2階窓から1階の屋根を見る

2階の窓から1階の屋根を見ることで、屋根の全体像を確認でき、目立つ破損やズレなどの問題を見つけやすいです。

これにより、高所での直接的な危険を回避しながら、自身で屋根の状態を確認することができます。

ただし、窓から身を乗り出しすぎないように注意しましょう。

方法②:ベランダから屋根を見る

ベランダから屋根を確認する方法も、安全な自主点検法のひとつです。

屋根の一部または全体を観察することができ、特に平屋や2階建ての家では効果的です。

ベランダには安全柵が設置されているため、安全性も確保されます。

ただし、方法①と同じように、柵から身を乗り出しすぎると危険なので、注意が必要です。

方法③:屋根裏を確認する

屋根の外観だけでなく、屋根裏からの視点も重要です。

屋根裏では、雨漏りの初期段階や結露による湿気、虫害などの問題を発見できます。

外部だけでなく、内部を確認することも有効な点検法です。

方法④:自宅周辺から確認する

自宅周りを歩きながら屋根を確認することで、遠目からでも目立つ破損や変形を発見できます。

また、屋根の色あせや錆など、時間とともに生じる変化も確認可能です。

屋根の写真を撮りながら行うと、生じた変化がより分かりやすくなります。

瓦・スレート・金属屋根の点検ポイント

ここからは、屋根材別に点検ポイントを解説していきます。

瓦屋根の場合

瓦・スレート・金属屋根の点検ポイント

瓦屋根の点検では、次のポイントを確認する必要があります。

  • ひび割れ
  • 欠け
  • ズレ
  • 葺き替え

瓦は自然素材であるため、ひび割れや欠け、ズレが起こりやすいです。

また、土台となる下地とのズレも重要な点検項目です。

例えば、台風の影響で瓦がズレた場合、雨水が屋根下地に浸透し、家全体に損害を及ぼすことがあります。

そのため、瓦屋根の点検では、瓦全体の損傷と位置ずれを確認することが重要です。

スレート屋根の場合

瓦・スレート・金属屋根の点検ポイント

スレートとは、セメントを薄く固めた屋根材です。

一般的な住宅や建物の屋根としてよく使われています。

スレート屋根の点検では、次のポイントを確認してください。

  • ひび割れ
  • 腐食
  • 変色
  • 剥がれ

スレートは耐久性がありますが、紫外線や風雨により劣化し、ひび割れや腐食が起こりやすいです。

また、経年劣化による変色や塗装の剥がれも見逃さないようにする必要があります。

例えば、劣化によるスレートのひび割れを見落とすと、雨水が浸透し、天上からの雨漏りの原因となります。

金属屋根の場合

瓦・スレート・金属屋根の点検ポイント

金属屋根の点検では、次のポイントを確認する必要があります。

  • 錆び
  • 腐食
  • 変色
  • 剥がれ
  • 歪み

金属屋根は軽量で耐久性がありますが、錆や腐食が発生することがあります。

物理的な衝撃で歪むこともあるため、定期的な点検が必要です。

例えば、金属屋根に歪みが生じて放置されると、雨水がたまる原因となり、これが凍結すると屋根が破損する場合があります。

屋根点検をする2つのタイミング

屋根点検をする2つのタイミング

屋根点検をするタイミングは、主に2つあります。

  • 3~5年に一度
  • 災害が起こった後(台風や大雨など)

それぞれのタイミングを解説していきます。

タイミング①:3~5年に一度

一般的には、3〜5年に一度の定期的な屋根点検が推奨されます。

屋根材の寿命は、材質やメンテナンス状況にもよりますが、15〜30年程度とされています。

その寿命を考慮すると、3〜5年に一度の定期的な点検が適切です。

タイミング②:災害が起こった後(台風や大雨など)

台風や大雨などの自然災害後も、屋根の点検を行うことが重要です。

自然災害は、屋根に大きな負荷をかけ、破損やズレなどの問題を引き起こす可能性があります。

災害によるダメージを早期に見つけ、速やかに修復することが大切です。

信頼できる点検業者のポイント

信頼できる点検業者のポイント

自力で屋根を点検することは可能ですが、専門的な知識がないと不具合を見落としてしまう恐れがあります。

そのため、ある程度の状態が分かったら、業者に改めて詳しく点検してもらいましょう。

業者に依頼する際は、次のポイントに注目してください。

  • 小さな工事から幅広く対応している
  • 細かく写真を撮って見せてくれる
  • 訪問営業をしない

それぞれのポイントを解説していきます。

①小さな工事から幅広く対応している

点検業者を選ぶ際、小さな修理から大規模な修理まで対応している業者を選びましょう。

どのような工事も幅広く対応できる業者は、経験と知識が豊富であり、様々な状況に対応できる能力を持っています。

これは、信頼できる業者の証であり、長期的な視点でのメンテナンスを見越した場合には特に重要です。

②細かく写真を撮って見せてくれる

点検時に、写真や動画を撮って説明してくれる業者を選びましょう。

業者に見てもらうといっても、やはり自分の目で屋根の状況を把握することが大切です。

100枚ほど写真を撮って、詳しく説明してくれる業者だと信頼できます。

一方、写真を見せずに「屋根が劣化している」と報告だけをして、工事契約を勧めてくる業者は、悪徳業者である可能性が高いです。

このように、写真を渡してくれるか否かで、その業者が信頼できるかどうかを判別することができます。

また、最近増加しているドローンによる点検も、リアルタイムで屋根の状況を確認できるので信頼できます。

ドローン点検については、こちらの記事でも解説しているのでご覧ください。

(※記事「外壁点検 ドローン」につなげます)

③訪問営業をしない

訪問営業してくる業者全てが詐欺であるとは限りませんが、信用性は高くありません。

不必要な工事を提案されることや、虚偽の劣化報告を受ける可能性があります。

「今なら無料で診断する」「ご近所の〇〇さんの家も点検させてもらった」などという言葉に惑わされず、訪問営業してくる業者に点検は依頼しないようにしましょう。

まとめ|より正確に屋根を調べるなら点検業者に依頼しよう

屋根リフォーム

それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。

  • 屋根に上っての点検は、非常に危険なのでおすすめしない
  • 安全に点検するなら「2階の窓から1階の屋根を見る」「ベランダから見る」といった方法を選ぶ
  • 屋根材によって点検ポイントが異なる
  • 3~5年に一度は屋根を点検する

今回は、屋根に上らずにできる屋根点検方法を紹介しました。

しかし、屋根の不具合をより正確に調べるには、やはり専門業者に頼むのが一番です。

ある程度の状態を調べたら、専門業者に頼んでより詳しく調べてもらいましょう。

当店YAMATOでも、ドローンによる屋根点検を承っています。

人の目では確認しづらい部分もしっかりと調査できるので、屋根の不具合を正確に把握できます。

屋根点検についてご質問などがありましたら、お気軽に当店にお問い合わせください。


お客様とのお付き合いは、施工が完了してからと考えております。
お一人お一人丁寧に対応させていただきます。

— YAMATO社長 矢田からのメッセージ